キャッシング・消費者金融の基礎知識・マメ知識

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即日OKのスピードキャッシングが利用できるのはどんな時?

お金を借りようとする場合、金融機関に申込むと、利用者に返済能力があるかどうかを判断するための審査が行われます。この方法はキャッシングローンにおいても同じように行われ、長い場合には数日かけて行われるのが普通です。ところが、利用者の中には急に現金が必要になって即日貸してもらいたいというような場合があるため、多くの消費者金融では、そのような要望に対応するため融資の申込から一日以内に審査を行って融資するスピードキャッシングという商品を用意しています。

このスピードキャッシングの審査は通常金融機関が独自に行って、早い対応が出来るようになっています。スピードキャッシングといっても業者ごとに様々なものがあるため、お金の入金時間に合わせて利用する金融機関を選ぶ必要が有ります。通常改正貸金法の規定を満たしていれば誰でもスピードキャッシングを利用することが出来ますが、銀行系のキャッシングローンなどと比較すると多少金利は高く設定されています。緊急の場合には利用を検討してみても良いでしょう。

ただし通常の生活の中では、即日大きなお金が必要になるということは、個人事業でも行っていない限り、まず有りません。経済活動として融資を受けるということは悪いことでは無いのですが、本当にそんなお金が必要なのか、申し込みを行う前に十分考えてみる必要があります。犯罪性のあるものに使う、あるいはギャンブルに使うなどの場合には、断じて借りてはいけません。こういう場合には自分だけで考えるのではなく、身近な人にも相談して頭を冷やすことが必要です。

急な融資を受ける場合には時間がないのでおろそかになり易いのですが、スピードキャッシングであろうが普通のキャッシングローンであろうが、必ず行っておく必要があるのはしっかりとした返済計画を立てることです。特にスピードキャッシングの場合には考える時間が限られてしまい、計画が杜撰になってしまうことが多いですが、後々返済に窮してしまうようなことを避けるためにも、必ず返済計画だけは十分検討して立てて置くようにしましょう。

返済計画を立てる場合、どうしても返済できそうに無い場合には、スピードキャッシングの申し込みは見合わせましょう。即日必要な理由は様々でしょうが、そもそもそういうことが起きる可能性があるもともとの原因になる行為が存在したはずです。ですから即金が準備できないような経済力に人は予めそのような行為を行わないようにすることが必要です。安易な判断で自分を追い詰めるのは大変馬鹿らしいことだということを憶えておきましょう。

キャッシングローンを収入代わりに使う場合は生活保護を利用しよう

最近の日本の経済情勢は大変苦しく、バブル崩壊後はデフレが進み経済規模が縮小していく始末で、以前は大きな収入があり、かなりレベルが高い生活を営んでいた人が、生活レベルを大きく下げざるを得ないような境遇に陥ることも珍しいことではありません。こういった中でリストラも進んである日突然、職を失い収入を断たれる人も大勢います。従来であればこういう場合には失業保険を貰う間に次の仕事先を探しますが、現在ではなかなか見つけることが出来ない場合もあります。

このため失業保険の利く期間を過ぎてしまうと、本当に無収入になってしまい路頭に迷うことになります。このため年収制限がかからない間はキャッシングローンを利用して生活を維持しようという人がいますが、よく考えればこれは大変無謀なことです。境遇は分かりますが、経済的に見れば収入の見込みがないのに借入をしても返済の見込みは有りません。遠からず破綻することは間違い無いのです。ですから、暫くは凌げるとしても使ってはいけない禁じ手ということになります。

もし収入もなく、就職の見込みもないということであれば、キャッシングローンなどに逃げるのではなく、生活保護の申請を考えるべきです。収入がなく生活の危機を迎えたときの最終的な救済方法として用意されているのが生活保護ですので、躊躇う必要は有りません。日本国民としての権利ですので困ったときには利用すべきなのです。たまに生活保護を受けるのは羞じであるように考える人がいますが、それは間違いです。今の日本ではそういう人でも何時そういう状況になるかもしれないのです。

経済状況がこのような状況なので、いつ改善され好景気になるかも分かりませんし、人口ボーナスの時代が終わって、これからは人口オーナスの時代になり、今後とも経済は縮小するという仮説が正しいとすれば、そう簡単にこの状況は抜け出せないことになります。したがっていつまでもキャッシングローンで繋ぐことなどそもそも無理なのです。ですから、収入のないときにキャッシングローンなど使ってはいけません。

経済状況と高齢化問題、少子化問題などで今後生活保護を利用しなければならない人は増加していくことが考えられます。しかし憲法に保障されている以上、日本国民は一定以上の生活をする権利があります。困ったときには使えるものは使いましょう。ただし、最近では不正受給の問題が大きな注目をされていますので、今後の申請が難しくなるようなことが無い様に、不正な申請は絶対にしてはいけないということは忘れないようにしてください。

今日お金が必要の場合には短時間の審査を行う消費者金融が有ります

通常の生活を送っている場合、時にはお金を借りなければならないことも有ります。しかしその場合でも、普通は予め何月何日には必要になるというように、有る程度前から分かっている場合が殆どです。その日になって急に現金が必要になるというようなことは、まずありません。事業を行っているような場合には時としてそのような場合が発生することが考えられますので、そういった場合に備えて予め短期間借りられるように準備をしていることも有ります。

ですから、その日になって急にお金が必要になるということは、日常ではあまり考えられず、余程の異常事態と考えられます。そういった場合の対応として消費者金融では、即日審査を行ってすぐに融資してくれるようなサービスを行っているところも有ります。もしどうしても即日必要になった場合には、こういうところを利用することを検討してみましょう。即日だからといって金利が異常に高い設定と言うことはありませんので、その点は安心しても構いません。

ただし、即日貸すといっている場合にも、信頼に足る消費者金融を選ぶ必要があることは言うまでも有りません。できれば上場済みの大手消費者金融を使いましょう。中小の消費者金融になるにしたがって顧客獲得のために即日などのサービスを充実させている所がありますが、こういった消費者金融の場合には大手に比べて、全部が全部というわけでは有りませんが、まだ昔の体質が抜けておらず過酷な取立てを行うようなところも残っている場合がありますので、利用には十分注意が必要です。

また更に借り易いのが、いわゆる闇金と言われるものです。闇金では連絡すればすぐに振り込んでくれますが、説明するまでも無く、法外な利息で過酷な取立てが行われます。いくらお金が必要になったとしても、こういうものには近付いてはいけません。多少の審査時間は必要になりますが、大手消費者金融を利用してください。申し込みの方法はいろいろと用意されていますが、出来れば店舗に行って相談するのが最も手っ取り早いと思います。

もし万一審査が通らなければ、借りることは見合わせたほうが良いと考えられます。審査が通らないということは返済が難しいのではないかと判断されたということです。ということは後々、自分の首を絞める事になる可能性があるということです。お金が必要なのはわかりますが、どうしても困るという場合には、支払い先と再交渉してみたり公的機関の相談窓口などを利用したほうが良いと思われます。特に借りたお金の返済のために再度借りるようなことは借金が膨らむだけですので止めましょう。

キャッシングローンが利用できる年齢は何歳から何歳までか

お金というものは生きている限り必要なもので、若年であっても逆に高齢であっても、時には足りないという事態に陥る可能性があります。したがってこのような場合にはキャッシングローンが利用できれば大変便利なのですが、しかし金融機関も商売ですから、あまりに若い人であったり、非常に高齢では貸し出しが出来ないと判断することがあると思われます。比較的小額のキャッシングローンの場合、貸し出しの下限や上限となる年齢はあるのでしょうか。

先ず下限ですが、多くのキャッシングローンの場合、申込が出来るのは20歳以上とされています。ただし数は少ないですが中には18歳とされている場合もあり、下限としてはこのあたりではないかと思われます。もちろんこの年齢になれば誰でもが融資を受けられるわけではなく、安定した収入があって、それなりの年収がある人で、信用情報に問題が無ければ審査に通ることができますが、通常の場合には18歳ではなかなか審査を通すことは難しいと考えられます。

次に上限ですが、上限の場合は各社のまちまちで、65歳までというのが多いようですが、70歳までとか中には75歳までというものまであります。しかしそれ以上というのは今のところ無いようです。高齢者の場合、余命の関係も有りますからあまりに高い年齢になると貸すほうもリスクが高くなるため、75歳というのはかなり頑張っているといえるでしょう。ただしこの場合でも、やはり安定収入や信用情報はチャックされます。ただし高齢者の場合には年金が安定収入と判断されます。

現在のような社会情勢・経済情勢では、借りるなというほうが無理があるのかもしれませんが、あまりに若年の人や、高齢者はやはりなるべく融資を受けるようなことはお勧めしません。若年の場合には、まだ収入が多くありませんので返済に窮する場合も考えられますし、高齢者の場合には健康問題もあり、返済を続けていくことが難しくなることも考えられます。こうなった場合周囲の家族にも迷惑が掛かることも考えられますので、借りないで済むものは借りないようにしておいたほうが無難です。

どうしても借りなければならないと考える場合には、周囲の誰かに相談してその人から見て本当に必要なものなのか判断を聞いてみましょう。生活上止むを得ないと考える場合でも、生活レベルを落とすなどして切り抜けられないかを一緒に考えたり、趣味やレジャーに使うことを考えているのであれば、借金してまで行うことには反対してくれるとおもいます。自分ひとりで考えるとどうしても価値観が偏ってしまうので、なるべくいろいろな意見を聞いて判断してください。

イメージ先行の消費者金融が抱える様々な問題って何

一昔前までのテレビCMを思い出してください。若い女優さんが出てきて、大変明るいイメージで消費者金融のPRをしていました。これをステップに有名女優になった人もいますよね。しかし、最近はこういうCMを見かけないと思いませんか。消費者金融のCMはありますが、必ず『借りすぎに注意しましょう』というような言葉が入っているはずです。これにはいろいろな経緯があって、結局業界の自主規制ということで現在に至っています。

もともと消費者金融というのは現在の闇金などの違法業者と同根のもので、サラリーマン金融と呼ばれていた時期から、サラ金地獄などと陰口を言われるような体質の業界でした。取立てに暴力団を使うような業者も多数いたようです。その後法整備などが進んで、まっとうな企業に成長していくものと、闇金として地下にもぐってしまうもの、その中間で表向きは良いイメージを持ちつつ、過酷な取立ての体質を残すものなど、様々な業者が未だに残っています。

最近の問題としては、改正貸金業法の成立まで上限金利が2つの法律の間で曖昧だった頃のグレーゾーン金利と呼ばれる金利を取っていたというもので、判例からこれらの金利を支払っていた場合には、過払い請求をすれば過払い分は返還してもらうことができます。本来であれば業者側から利用者に積極的に返還するべきなのですが、請求しなければ返してもらえません。利用していた人は過払い請求してください。この過払い請求によって中小の消費者金融はかなり経営体力を失ったようです。(⇒グレーゾーン金利とは

この改正貸金業法では原則年収の3分の1までしか融資できなくなり、さらに過剰な取立てが問題となったためさまざまな規制が盛り込まれました。そこで以前には大変甘かった消費者金融の審査が厳しくなって、借りたくても借りられないというような状態も発生しています。これは貸す側のそれまでの体質の問題もありますが、安易にお金を借りてしまう利用者側の問題も大きく、結局このような人たちの考え方を変えるのは難しく、多くの人が闇金に流れてしまっています。

さらにこの闇金も大変大きな問題です。グレーゾーンならまだしも、それ以上の刑事罰を科されるような高金利を平気で掲げて利用者を募り、過酷な取立てを行って、地獄のような生活を強いています。

以上のような様々な問題を抱える消費者金融ですが、まっとうに商売をしている業者も沢山有りますし、利用者側もしっかりした返済計画を立てて、滞りなく返済すれば何も問題は有りません。双方とも順法意識を高く持って、上手にキャッシングなどの融資を利用してください。

自分の性格がキャッシングの返済方法のキーポイントって知ってますか

以前は借りたお金の返済方法は、借りるときに細かく規定されていて決して自分が勝手に決められるというものでは有りませんでした。しかし現在ではキャッシング商品も大手銀行の参入等によって顧客の獲得競争の時代になり、顧客の使い勝手の良い様に様々な方法が用意されるようになりました。したがって利用者はこれ等の中から好きなものを選ぶことが出来ます。通常は自分の生活パターンから選ぶ場合が多いですが、場合によっては性格から選んだほうが無難な場合もあります。

キャッシングの返済方法としてはどのようなものがあるのでしょうか。まず金融機関の窓口で返済する窓口返済、借入先金融機関のATM、借入先金融機関と提携する銀行等のATMあるいはCD、コンビニエンスストア、金融機関の指定口座への振込、自分の口座からの口座引落し、借入先金融機関への郵送、また最近ではインターネットも利用できます。これらの返済方法の中から選ぶことになります。ほぼ現在お金を動かすことが出来る方法は全て用意されているといって良いでしょう。

最も一般的なのは、忘れることの無い口座引き落としということになります。ただし使い勝手は良いのですが、残高不足になることもあるため、忘れっぽい人は要注意の方法です。口座への入金を忘れるような人の場合には、毎月決まった日に予定を入れておき、金融機関の窓口やコンビニエンスストア、ATMなどを利用して自分で入金するようにしておいたほうが忘れることは少ないかもしれません。また忘れっぽい性格の人は最近では返済日前にメールで連絡してくれるようなサービスも利用できます。

決めなければいけないのは返済方法だけではありません。返済方式も選ぶ必要が有ります。返済方式には1回で全額返済する一括払い、予め決めた回数に分けて返済する分割払い、毎月一定額や率で返済するリボルビング払いがあります。リボルビング払いには毎月の返済額を決める方式として定額方式、定率方式、残高スライド方式等様々な方式が存在します。この返済方法についても自分に合ったものを選ぶことができますので、良く考えることが必要です。

有る程度高額になってくるとリボルビング払いを利用する人が多いですが、借入れしている期間は短いほど利息が少なくてすみますので、早期に一括で返済することもお勧めの方式です。いずれの方式を選ぶにしても、返済が滞ってしまっては元も子もありませんから、各方式でシミュレーションを行って見ることを勧めます。このシミュレーションを行う際には、自分だけではどうしても返済能力を客観的に見ることが出来ないため、身近な人で良いので一緒に行うようにしましょう。

馬鹿にしてはダメ!1万円のキャッシングローンが多重債務に発展する

キャッシングローンは審査も比較的通り易く、借入額も殆どの場合大変小口のため借りるにあたって、返済計画などを立てる人は多くは有りません。必要なときに借りて、なんとなく返済しているというのが普通でしょう。これで済んでいる間は良いのですが、お手軽なだけに、慣れてくるとついつい借りてしまうようになる場合が少なく有りません。そうなってくると、借入額がだんだん増加していくことになります。最初は1万円だったものが、いつの間にか借り入れ限度額近くになっている場合も有ります。

さてそうなるとおいそれとは返せなくなりますから、人間が次に考えることは、別から調達することです。もう一つ別のキャッシングローンを用意してそちらからの借り入れが始まります。このあたりで将来の自分の破綻する姿が見えれば、引き返すことも出来るかもしれませんが、なかなかここから引き返すのは難しいのが人間というもので、残念ながらこれを繰り返し、次第に法律の上限である年収の3分の1に近づいていきます。さてもう別のまっとうな貸し手はありません。

多くの人はこのあたりで、周囲にも気付かれ、なんとか生活再建に乗り出すわけですが、一部の人はさらに他を当たる事になります。しかし法律も有りますから、貸し出しに応じる業者は違法なところつまり闇金ということになります。闇金に借りるようになったら、もうまともな生活をしている人には返済は不可能です。遠からず返済できなくなって、厳しい取立てが始まることになり、自分や家族が地獄のような生活に晒されることになります。

こうなってしまうと、自己破産したとしても、相手はそもそも違法な人たちです。そんなことはお構いなく追いすがってくる可能性があります。逃れるためには、警察に頼るしかないでしょう。違法な金利の取引ですから、元本含めて返済の必要は有りませんが、そういった業者とお付き合いがあったということが発覚するわけですから自分の信用は地に落ちます。いずれにしても地獄を見るわけです。闇金を利用することはまったく不合理なことだと言うことを知りましょう。

このように最初は1万円から始まったとしても、多重債務に陥る可能性は常に存在するのです。どこにでもその落とし穴は開いているのだと理解しましょう。ですからキャッシングローンを借りる際には、たとえ1万円であっても、自分の収入に見合ったしっかりした返済計画を立てて、さらに1件の融資が完済するまでは、再度の利用はしないというような自己管理の方法をしっかり決めておくようにすることが必要ではないでしょうか。

銀行と消費者金融の関係を知ってキャッシング利用の参考にしましょう

終戦直後はまだ消費者金融というものは無く、金融機関といえば銀行という状態でした。しかし当時の銀行は復興の需要から主に産業界への融資が優先され、個人向けの融資はほとんど行われていませんでした、その後個人向けの融資も行われるようになりましたが、審査は厳しく担保や保障などが無ければ融資は受けることが出来ませんでした。このため個人向けの小口の融資を、もう少し甘い審査で行うようにした業者が1950年代後半に現れ、これが消費者金融になりました。。

このように消費者金融は銀行の業務の間隙を突くような事業展開を行っていましたので、この頃は住み分けが出来ており、関係を持つことも有りませんでした。また消費者金融は以前はサラリーマン金融と言われ厳しい取立てのために暴力団が使われることも珍しいことではなくサラ金地獄などという言葉まで出来て、大変暗く悪いイメージが有った為に、銀行が関係を持つというようなことはそもそも考えられないことでした。

しかし、バブル崩壊を機に消費者金融の利用者が増え、その後の法整備や業界の努力で女性でも利用し易い環境になったことから、かなりの成長を見せるようになり、株式を上場する消費者金融も現れるようになりました。この頃になると大手の消費者金融では暴力団との関係も一掃され、健全な業務が行われるようになりました。当時銀行はといえば、産業界への融資が頭打ちとなり、個人向け融資に目を向けるようになっていました。

そこで両者が接近を始めます。消費者金融側は銀行と提携することにより、以前の暗いイメージを払拭し、健全な事業者ということをアピールできますし、銀行側はそれまで持っていなかった無担保無保証での融資のノウハウを手に入れることができます。つまり両者にはそれぞれメリットがあったのです。そこで銀行は業務形態が健全だと判断できる大手の消費者金融と提携することになります。現在では消費者金融業者はxx銀行グループなどと宣伝に使うようになりました。

キャッシングを利用する際には、この提携も参考にすると良いでしょう。銀行のカードローンもありますが、消費者金融系のキャッシングを利用する場合にも、少なくとも銀行と提携できるだけの信用力が有る業者は特に初心者にとっては安心できる材料になります。もちろん銀行と提携せず独立系として頑張っている消費者金融も沢山有りますので、絶対に銀行と提携している所が良いということでは有りませんが、独立系の場合、未だに暴力団との関係を疑わせるような場合も有りますので十分注意してください。

ちょっと厳しい未成年のキャッシッグローンの利用

お金が必要になるのは、なにも成年になってからというわけではなく、未成年でも生活上お金が必要になることはあります。成年であればこういったときにキャッシングローンなど使うことが可能ですが、未成年の場合社会的信用から言って難しく、また改正貸金業法により年収の3分の1までという制限もできたため、収入が無い場合にはキャッシングは出来ませんから年齢的に言っても18以上でなければ、まず審査は通らないと考えたほうが無難です。

実際のキャッシングローンを見てみると、利用可能年齢が20歳以上になっている場合が多く、18歳でも借りられるものもありますが、かなり限定されることになります。ただし学生の場合には学生向けのキャッシングローンが存在するため、利用限度額は50万円程度になりますが多くの商品が存在します。ただし最近では改正貸金業法の影響で貸しにくくなってしまいこの分野から撤退する消費者金融もあります。収入の無い学生には厳しい時代になったというわけです。

いずれにしても20歳未満の場合を考えると、キャッシングローンの利用はまったく無理と言うわけでは有りませんが、選択肢も小さく難しいと考えられます。どうしても利用したいという場合にはもっと顧客を獲得したいと考えている消費者金融のものを狙うのが良いでしょう。それでも審査は厳しいので、何件か申込んで気長に探すことが必要になるでしょう。ただしそこまでして融資が必要なのか良く考えることも重要です。

普通に考えれば未成年の段階で、そんなに大きな金額が必要になるというのは実生活ではそれほどあることでは有りません。先ず行う必要がるのは本当にそのお金が必要なのかということを良く考えてることです。未成年で大きなお金ということであれば自動車の購入がありますが、普通はキャッシングローンではなく自動車ローンを考えますし、そう考えると大きなお金が必要なのはギャンブルとかレジャーのということになり、もしこれ等が目的でキャッシングローンを利用するのであれば申し込み自体を止めてください。

こういうものは自己資金ができてから行えばよいことで、借金して行うことでは有りません。生活費の足しにと考えているのであれば、それは現在分不相応の生活をしているということです。生活レベルを下げれば良いはずです。まずは着実に収入を増やし社会的信用を作った上で、将来お金の使い方を覚えてから必要に応じてキャッシングローンなどを借りるようにすれば良いのです。

女性有利か?レディスキャッシングローンとキャッシングローンの違い

以前は消費者金融はサラリーマン金融といわれ、お世辞にも良い雰囲気の店舗では有りませんでしたので女性が利用するのは正直憚られるような場所でした。要するに業界自体が男性向きに出来ていたといって良いでしょう。しかし女性の社会進出は目覚しく、お金が必要になるのは何も男性だけとは言えなくなりました。また消費者金融側としても新たな顧客を開拓していくには女性を無視しておくことが出来なくなっていきました。そこで女性も入りやすい店舗作りや商品が模索されるようになりました。

そこで作られたのが女性が利用しやすい店舗構成も含めたレディスキャッシングローンと呼ばれるものです。レディスキャッシングローンを扱う店舗は応対するオペレータや窓口など多くの店員を女性にしている場合が多く、中には店長以下全て女性で構成されている場合も有ります。キャッシング商品としてみた場合には、通常のキャッシングローンと殆ど変りは有りませんが、中には女性向けとして多少金利を抑えたものを用意している所もあります。女性の場合これ等も利用候補として考えても良いでしょう。

こうして女性だけの応対でキャッシングローンが利用できるのは大変安心感があって良いのですが、返済が滞ると男性から電話があり返済を促すということが行われることが有ります。急に男性が対応するとドキッとしてしまいますが、この場合でも怖いお兄さん風の対応ではなく、あくまで紳士的な対応で接してくれるのが普通ですので、特に怖がる必要はありません。すぐに返済すれば大丈夫です。こういうことが嫌な場合には、返済を忘れないことが大切です。

いくら女性であっても借りたものは利息をつけて返すのが当然です。その辺に甘えを持ってはいけません。女性男性区別無く、たとえ1万円の融資であったとしても事前にしっかりした返済計画を立てる必要があることは言うまでもありません。しっかりした返済計画さえあれば、返済に困るような事態にはそうそう至るものではありません。しかし一回の融資が小額の場合には、安易な利用が多く、これを繰り返すことによって多重債務に陥ってしまうことも有ります。十分気をつけてください。

2006年に改正された貸金業法によればキャッシングローンであっても年収の3分の1までしか利用できません。収入の無い女性の場合、借りることが出来ない場合も有ります。困る時は、結婚している場合には例外規定を使ってご主人の了解により融資を受けることが出来ます。これ以外の場合は法律上融資は受けられませんので、『融資する』というような広告を出している所は違法業者の可能性が有り、近寄ってはいけません。

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