ギャンブルのためのキャッシングは駄目

キャッシングローンをギャンブルに注ぎ込むのは絶対に止めましょう

キャッシングローンは大変利用し易いもので、用途も定められていないので何に使おうと問題は無いのですが、普通に考えれば生活費に余裕が無いようなときにちょっとしたつなぎとして使うというのが一般的でしょう。たまのレジャーなどに利用する場合も考えられます。しかし、中にはギャンブルに使うためにこのキャッシングローンを利用するという人もいてそれが社会問題化するようなこともあります。はっきり言ってあきれたものです。

最も特徴的な事例が主婦のパチンコ依存症です。これは特に専業主婦が、日頃のストレスを発散するためなどの理由で、パチンコにのめり込み、自己資金が無くなって、キャッシングローンに手を出し、借金が膨らんで自分ではどうにもならなくなってしまうというものです。以前はこのために身を持ち崩す人が多数出ることになってしまい社会問題化することになったこともあります。これが引き金になって、改正貸金業法によって年収の3分の1までしか借りられないという既定が設けられ、収入の無い専業主婦の借入を抑制することになりました。

ただ専業主婦に限らず、公営ギャンブルを中心に多くの人がキャッシングローンで借入したお金で一攫千金を狙い、実際には窮地に追い込まれてしまう人が多数存在します。こういう人は自分だけでなく、影では家族も一緒に大変な迷惑を蒙っていることを忘れないようにして欲しいものです。ただしパチンコ依存症をはじめとした、これらのギャンブル依存症とでも呼べそうな人たちは、自分だけでは立ち直るのは難しいということを家族も知っておく必要が有ります。

このようなギャンブル依存症に陥ってしまった人は、一種の病気と捉えることが出来ます。自分ではどうしようもなく、ただただギャンブルを続けてしまう。ただし自分ではなかなかそのことを病気と捉えることが出来きないため、家族や身近の人はそういう症状を見つけた場合は、すぐに当人を説得して診療内科を受診することを勧めます。自分の病気を認めたくない場合にはかなり抵抗されるかもしれませんが、止めさせるためには必要なことです。

ギャンブルというのは統計的に言って、一時は儲かったとしても、続けていけば必ず失敗します。ですからそもそも勝敗は関係なく単なる遊びと考える人以外は、行ってはいけないのです。依存症までは行っていないが、ギャンブル好きな人は理性の働いている間に、そのことをよく理解して、止められるうちに止めてしまいましょう。ギャンブルに注ぐお金をもっと他の有意義なことに役立てることを考えてください。

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