利息について

利息の知識が無ければキャッシングで損をする

キャッシングは年収から見るとかなり小額であるため、安易な気持ちになってしまい、多くの人が見落としがちになるのが利息です。利息とは元金の金額と返済までの期間によって決まり、通常年間に換算した借入金額に対する割合によって表される年利によって計算します。キャッシング商品には必ずこの年利が明記されていますので借りている人は確認してみてください。自分は1年も借りる予定はないという人も、通常は年利を元に借りた期間で利息が計算されます。

この年利から自分の利息を計算した人は一体どのくらいいるのでしょうか。おそらく金融機関が計算した月々の返済金額は確認したとしても、残念ながら利息を自分で計算してみた人はほとんどいないでしょう。しかしこれでは万が一過払いが発生していたとしても、その存在すら気付けないことになります。お金を借りるからには利息というものを理解し、万が一騙されたりしないように自己防衛ができるように勉強しておくことが必要です。

では例を用いて実際に利息を計算して見ましょう。分かり易くするため10万円を、年利10%で借りたとして30日で一括返済したと仮定します。年利ですから365日借りて10万円の10%ですから、利息は365日後には10万円×10%になります。借りたのは30日ですから、実際の利息は365日で割って一日分を計算し30日をかける事によって借りた期間の利息が計算できると言うことになります。したがって利息は次の計算式で求めることが出来ます。

    10万円(元金)×10%(年利)÷365日×30日=821.9…

そこでこの例の場合の利息は822円と計算できます。このため30日後の元利合計の返済金額は100,822円ということになります。さて今度は条件を替えて自分で計算してみてください。これで自分で利息の計算が出来るようになったはずです。利息の意味がわかったでしょうか。ここまで理解できたら、実際のキャッシング商品の条件を読んでも何を言っているのか意味が分からないということは無いと思います。

このようにして様々な金融商品の説明も理解できるはずです。ただし実際のキャッシング商品では、一定期間無利息となっているものがあり、こういう場合には計算に注意する必要が有ります。もしこの一定期間内に返済する計画があるのであれば、たとえ年利の高いキャッシング商品であっても、利息が掛からないということになりますので、単純に年利で比較してはいけません。借入れする場合には、各キャッシング商品の特徴も重要になります。

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