“消費者金融ブラック”という概念とは

ブラックなんて概念はない?!消費者金融のことをしっかり知ろう

「ブラックになってしまったかもしれない・・・!」一度くらいはそう心配になった経験のある方は少なくないかもしれません。

消費者金融のブラックリストに入ると、もうこれ以上借りられなくなったり、新たな消費者金融会社に申し込むときに審査に必ず落ちたりすると言われていますよね。ですから、消費者金融を利用する私たちにとっては、ブラックリストに載ってしまうことは大変な恐怖といえることなのですが・・・。

「ブラックリスト」なんてない!といえば、驚く方もいるでしょうか。

ブラックリストのイメージといえばあなたはどんなものを想像しますか。パソコンの中や書面で、“要注意人物”の名前や住所が連なっているファイルが存在して、消費者金融や銀行がいつもそれを見ていて・・・、なんて想像してしまうかもしれません。

実際には、そんなファイルはないのです。ブラックリストというのはテレビドラマや映画の中のこと。現実には、「必ず消費者金融の審査に落とさなければならない」リストなんて存在しません。

それでは、“ブラック”とはいったいなんなのでしょうか。

それは、あなたの信用情報に傷がつくということです。

消費者金融に申し込んで審査に通らなかったり、返済が滞ってしまうことが積み重なったりすると、あなたの信用情報にそれが記載されます。自己破産や債務整理をした経験があればもちろんきっちり記載されます。

そのあなたの信用情報は、消費者金融や銀行はいつでも見られるようになっていますから、新たに審査を申込した会社側があなたの信用情報を見て「これはちょっと貸せないかな・・・他にも借り入れがあるし・・・。」と判断すれば、審査に通りません。それが重なると「ブラックリストに載ってるかも」と私たちは思うわけです。

さらに、(いわゆる)ブラック扱いになってしまったからといって、焦る必要がない理由があります。

それは、信用情報は、5年もすればリセットされるからです。

あなたが10年以上前の返済失敗のことを気にして「ブラックかも」と思っているのでしたら、安心してください。消費者金融会社は、あなたの現在の返済能力を見ます。現在さえしっかりしていれば、過去のことは気にしないのです。

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