キャッシングローンの返済期間は返済計画に沿ったものを選びましょう
キャッシングローンを借りたいけど月々返済に回せるお金の余裕はあまり無いというときは、本来は借りないほうがいいのですが、返済期間を長く設定して、月々の返済額を出来るだけ小さくするという方法が考えられます。そこで気になるのがキャッシングローンの最長返済期間ということになります。キャッシングローンを選ぶ場合には、自分の支払能力を充分把握したうえで、ライフサイクルに合ったものを選ぶことが重要になります。
まず大変重要なことを確認しておきます。キャッシングを利用すれば借りた元金に決められた金利で計算された利息が加算された金額を返済しなければなりません。この利息は返済期間に応じて累積していきますので、返済期間を長く取るということはそれだけ掛かる利息は増え、場合によっては元本にも増す形で利息が掛かることも有ります。したがってキャッシングローンを選ぶときには支払能力だけでなく、利息の額も良く考えて選ぶことにしましょう。
キャッシングローンの最長返済期間は、最短のものでは最終借り入れ後3年間36回の返済になります。最も長いものになると同じく13年半で140回までということになります。13年半あれば返しきれると思いがちですが、期間が長くなればこの間にもお金が必要になる可能性も増えるわけですから、返済に対するリスクは残ります。しかも13年半借りれば利息も半端な額ではすまなくなり、はっきり言ってあまり上手な借り方とは言えません。
とにかく最長期間としては、様々なものがあり、充分利用者のニーズにはこたえられると考えられます。利用者は自分の返済計画に沿って、返済期間や金利などから選んでください。注意が必要なのはこの返済計画を立てる場合、返済能力と利息の額です。返済能力は充分あるが、月々の返済はいろいろと物入りなので、低い金額を設定したいという場合、あまりに長い期間を設定すると利息が増えて、あまり勧められません。かといって短過ぎると返済できなくなるということになり、慎重な計算が必要です。
ただし、最初は長い返済期間を設定しておいて、余裕が出来た所で、一括あるいは多めに返済すれば返済期間が短くなる、あるいは元金が小さくなるため、利息は当初の予定よりも大幅に少なくなります。したがって当初返済に問題がありそうな場合には、長期の返済期間を設定しておくのも良い戦略になる可能性も有ります。ただしお金を借りるときの鉄則としては、借り入れは自分の返済能力以上に借りてはいけないということです。返済期間を設定する場合もこの点を忘れてはいけません。