キャッシングの本来の意味は?カードローンや消費者金融とどう違う?
このカタカナ言葉。勘違いしていませんか?
「カードローン」「キャッシング」。それに加えて、消費者金融会社や銀行系カードローン?これらはすべてお金の貸し借りに関係するものだということはわかりますが・・・具体的にはどう違うのでしょうか。
キャッシングの意味
キャッシングは本来「借りたら一括で返済する」という意味です。
たとえば、あなたが10万円のハンドバッグをどうしても買いたいとします。しかし、今はお給料前であり、10万円が用意できません。
そんなとき、クレジットカードなどを利用すれば、お金を払うのより先に、ハンドバッグを手に入れることができます。10万円はお給料が入ったあとの「支払日」に、あなたの指定の銀行口座などから引き落とされます。
その10万円を一括で、いっぺんに返済する(引き落とされる)というのが、キャッシングのそもそもの意味です。
カードローンはキャッシングとどう違う?
対して、カードローンはなんなのでしょうか。
カードローンは、カードを使った「ローン」の総称です。ローンとは、一括で返済するのではなく、一ヶ月に○○○円と決めて、数ヶ月単位で返済するという意味です。「12回払い」のようなものですね。実際は金利がついているので微妙に違ったりもするのですが、だいたいそんな意味です。
ですから、同じカードを使った借り入れではあるものの、キャッシングとカードローンは意味がもともと違うのです。
しかし、実際のところ、キャッシングとカードローンは混ぜて使われています。カードを使った借り入れのことを、カードローンと呼んだりキャッシングと呼んだりしている人が多いのです。
実際は、消費者金融会社は基本的にカードローンを商品としていて、キャッシングとは違うのですが・・・「消費者金融でキャッシングする」などという感じで使われているようですね。