返済のためのキャッシングを利用は止めよう

返済のための新たなキャッシングは多重債務の入り口かもしれません

生活をしていく中ではお金が足りなくなることも多々あります。そこでキャッシングを利用してそういうときの助けにしようと考える人は大勢いて実際に利用している人も少なくは有りません。この中には慢性的に収入が不足していて返済ができず借入残高が徐々に増えて行っている人もいます。すぐに分かるように、このような場合には近い将来、利用限度額に達してしまいます。利用限度額に達すればもう借りられませんから、そこでどうするか考えなければならなくなります。

普通であれば、借入残高が徐々に増え始めた時点で生活を見直すなどして、借入残高を減少に転じさせることを考えますが、一部の人は生活の維持を優先して、借入を続けるため、新たな借入先を探すことになります。法的には年収の3分の1までは借りることが出来ますから、新たなキャッシング先を探すこともそう難しくは無いでしょう。このため一つ目のキャッシング分の返済するためにさらに別のキャッシングを利用する形が出来上がります。

これが進むと、さらに別のキャッシングというように借り続けるようになってしまいます。こうして最終的には年収による制限枠まで借りることになって、それ以上借りられなくなります。当然返済は難しいですから多重債務を負って債務整理ということになります。さらに闇金から借りるという人もいますが、とにかく返済できないことには変りは有りません。ここまで行く前に何とかしてキャッシングの利用を止めて、借入額を減少させていかなければなしません。

そのためには、何件もキャッシングを利用してしまうと月々の返済額が大きくなってしまいますので、返済を目的とした2件目以降のキャッシングは借りないようにすることが必要です。1件目で借入額が増加していっている時点での対策が是非必要です。そのためにはなぜ収入の中から返済できないのかを考える必要が有ります。まず収入と支出を全部洗い出してみましょう。その中から不要不急の買い物を排除します。それでも足りないときはそもそもの生活レベルを見直す必要が有ります。

日本の経済状況はデフレによって国民の収入も減ってしまっていますが、生活は従来のままというのでは無理が出てくるのは当たり前です。収入額に見合った生活レベルまで下げなければ、生活は破綻してしまいます。ですからお金を借りて生活レベルを維持するということは止めて、自分の生活力に見合った生活をすることが、多重債務を回避して借入額を減らしていくためには大変重要なことになります。

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