キャッシングでは手数料も重要

金利と手数料を知ってキャッシングを有利に利用しましょう

もうちょっとお金があれば給料日まで繋げられるというときに便利なのがキャッシングで、利用者数は年々増加傾向に有ります。最近では大手銀行なども参入して、大変使いやすくなりました。多くの人はキャッシング商品を選ぶ場合に気にするのが金利で、様々なキャッシング商品を比較する場合も、金利をキーポイントとしている人がほとんどではないでしょうか。もちろん金利は第1に考えなければならないものですが、利用に当たっては更に考慮するポイントがあります。

まずキャッシングする場合の利息を計算してみる場合、簡単のために金利10%で1万円を30日借りたとすると、
 10,000円(借入)×10%(金利)÷365×30=82.2円
となって、利息は30日で82.2円ということになります。次にキャッシングを利用する場合を考えて見ましょう。多くの場合は会社を退社後になりますから18:00を回ってからということになります。通常キャッシングは金融機関のATMを利用することになりますのでこの時間だと時間外手数料が必要です。

この手数料は通常の場合は1回に付き105円が掛かることになります。つまり30日で利息が82.2円なのに手数料が105円となって利息よりも大きな出費になります。何か割り切れないものを感じる人は少なくないでしょう。もっと借り入れ額が大きいのであれば微々たる物だと言えるのかもしれませんが、利用の仕方によっては利息以上に手数料がかさんでしまうこともあるということを忘れないようにしましょう。

そこでキャッシング商品の選択ということになりますが、利用方法次第で金利だけで選ぶのは危険だということになります。このため選ぶ際にはキャッシング商品の説明資料だけではなく、各金融機関のATMの利用規則も検討対象として調べておく必要が有ります。利用の仕方によっては、銀行のキャッシング商品よりも、消費者金融の物の方が利用し易いことも考えられます。いずれを選ぶにしても、自分の利用方法を良く考えてからでなければ、選べないということです。

さて急にお金が必要になった場合に、例えば1万円引き出すとしてATMを利用しますが、近くに取引銀行のATMが無かった場合、他の金融機関のATMを利用すると105円の手数料が掛かることになります。しかし、このATMの金融機関のキャッシングが利用できるとすると、前記の例であれば1ヵ月以内に返済すれば最大82.2円の利息で済むことになります。つまり借りたほうが得だということです。このように手数料を考慮に入れないと様々な場面で損をすることになるということを憶えておきましょう。

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